共想法は、写真を見ながら「話す」「見る」「聴く」「考える」を行う会話支援の方法です。
参加者は、出題されるテーマに沿って写真を撮って持ち寄り、話し手の写真が順に映し出されると、時間内に話し、その後、周りの人から質問や感想を言ってもらい、自分の体験をより深く考えます。周りの人の撮影した写真を見て、話を聴き、ものの見方を広げます。
低下しやすい認知機能を総合的に使い、長持ちする脳の使い方を、一連の活動の中で実践し認知機能の低下を予防するもので、2007年大武美保子助教授(当時東京大学助教授、現在理化学研究所チームリーダー)が、認知症の祖母との会話をヒントに考案しました。参加は6人程度のグループで行います。
Stelaでは大武美保子理化学研究所チームリーダーからの指導の基、 オンラインアプリも充実させ、オンラインを使い高齢者が場所を問わず気軽に会話できるオンライン共想法の紹介を進めると共に、その活用を応援しています。